スマートEXサービスは、JR東海とJR西日本が運営するインターネット予約サービスの一つです。
東海道新幹線と山陽新幹線の予約がスマートEX会員サイト内で行えます。
EXサービス専用の「早特きっぷ」などがあるため、使い方によっては安く新幹線切符を購入出来ます。
今回は、スマートEXサービスについて解説します。
スマートEXサービスとは?
スマートEXサービスはこんなサービスです。
- パソコンやスマホから、東海道・山陽新幹線の予約が簡単に行える。
- 交通系ICカードを使ってチケットレス乗車ができる
- スマートEX専用の早特などの割引きっぷの購入可
- スマホなどで、座席表画面を確認しながら座席指定ができる。
- 予約した後でも、何度でも変更OK
スマートEXサービスの使い方について!
スマートEXサービスは、会員登録⇒予約⇒乗車の流れで利用します。
- スマートEX会員サイト内で会員登録
- 乗車したい列車を予約し決済
- 予約した列車に乗車
【1の部分】
登録時には支払い用のクレジットカードを登録します。
自身のICカードでチケットレス乗車を利用する場合は、持っているICカードも登録します。
【2の部分】
予約は会員サイト内で行えます。併せて座席指定も出来ます。
購入は出発日の1か月前から当日の4分前までです。利用する日当日の列車も予約できます。
【3の部分】
キャッシュレスで乗車する場合は、持っているICカードを改札機にかざせば、乗車できます。
キャッシュレスで乗車しない場合は、駅の券売機、または窓口で紙のきっぷを受け取り、自動改札機に通して乗車します。
なお、きっぷの受け取りには、決済で使ったクレジットカードが必要です。
スマートEXサービスの特徴
スマートEXサービスは、駅の窓口や券売機で購入する、通常のきっぷとは少しルールが違います。
それは「新幹線相互間でしか利用できない」という点です。ようするに「新幹線駅から乗車して新幹線駅で下車しないといない。」ということです。
例えば「東京駅から乗車して、新大阪駅で下車する。」という使い方はOKです。
ただ、「新宿駅からJR線に乗車して品川まで行き、新大阪駅で下車する。」という使い方はできません。
もしこの様な利用の仕方をするのであれば、新宿駅から品川駅までのきっぷは別途購入しないといけません。
品川駅からはEXサービスで乗車できます。
スマートEXで販売される割引きっぷ
スマートEXで販売される割引きっぷに「EX早特」があります。
乗車する日の三日前までに購入すると、通常料金よりも安いきっぷを購入出来ます。
なお、対象となる列車のみで、区間も限られていますので、すべての列車や区間が割引になるわけではありません。
また、席数制限もあるので、売り切れの場合は利用できません。
他に、往復割引や、「EX早特21」などの、更に割引率の高い「早特きっぷ」もあります。
スマートEXの変更について
スマートEXで予約と購入をした場合は、きっぷの受け取り前、または自動改札機にICカードをかざす前であれば、何度でも変更が可能です。
変更に際して、手数料等は掛かりません。なお、変更は会員サイト内で行います。
きっぷを受け取った後の変更は、駅の窓口に変更を伝えて、新たにきっぷを購入して乗車します。変更前の切符は無料で払い戻しができます。
新たに購入するきっぷは通常料金のきっぷです。
受け取り前、受け取り後、いずれも列車出発時刻の4分前以降の変更は一切できません。