宮崎往復割引きっぷの使い方や購入方法などを解説！大阪と神戸～宮崎をお得に往復できます！

新幹線にはエリア限定の割引きっぷが存在します。いくつかある中に、「宮崎往復割引きっぷ」というのがあります。

「宮崎往復割引きっぷ」は大阪・神戸エリアから中津・別府・大分を7日以内に往復する場合に、利用できるお得なきっぷです。

「最短ルートでは行けない」、「7日間で往復しないといけない」などのいくつか制限もありますが、通常料金で行くよりも、往復で10,000円以上安くなりますので、かなりお得です。

また、目的地までは「山陽新幹線」とＪＲ日豊線の特急「ソニック」「にちりん」「きりしま」の普通車指定席の利用ができます。

今回は宮崎往復割引きっぷについて解説します。

宮崎往復割引きっぷの「予約」や「変更」・「払い戻し」について解説！

宮崎往復割引きっぷは、「宮崎」から「大阪」もしくは、「宮崎」から「神戸エリア」をお得に往復できるきっぷです。

なお、目的地までは、山陽新幹線とJR日豊線の特急「ソニック」「にちりん」「きりしま」の普通車指定席を利用できます。

新幹線の乗換駅や経路が、あらかじめ設定されていますので、この経路通りに行かなければいけません。で、この経路、最短ルートであればよいのですが、実は最短ルートではありません。

なので、通常で行くよりも時間を要してしまいますが、その分お得に利用ができます。

購入はきっぷを利用する日の1か月前から前日までとなっており、ネット予約サイトの「e5489」から行います。

ネットのみでの販売となるため、駅で購入することはできません。

このきっぷには7日間の有効期限もあります。つまり、七日以内に往復しないといけないのです。

また、設定区間が限られているため、希望の区間での利用ができないこともあります。

いくつか制限がありますが、その分通常料金よりもお得に往復が出来ます。

料金

料金は以下の通りです。

【宮崎往復割引きっぷ】

※割引率は２３パーセント程度です。

※名古屋方面や東京方面からの利用はできません。上記の表に記載の設定区間のみです。

神姫エリアとは？

宮崎往復切符は、「宮崎」から「大阪市内」と「宮崎」から「神姫エリア」で利用することが出来るのですが、ここで登場してくる「神姫エリア」についてです。

神姫エリアは、姫路駅や三宮駅の辺りのことを指します。

下記の画像にエリアをまとめてみましたので、ご覧ください。

【神姫エリア】

画像の通り、神姫エリアはJR神戸線の「姫路駅」～「立花駅」・「和田岬駅」の区間を指します。

新幹線は画像内の3駅(姫路・西明石・新神戸)から利用できます。

使い方

使い方は以下の流れで行います。

1. 出発日(乗車日)の一か月前から前日までに、ネット予約サービスの「e5489会員サイト」で購入する。
2. 駅の窓口や券売機で「きっぷ(紙タイプ)」を受け取る
3. 通常の電車に乗る流れで、自動改札機に切符を通す。
4. 予約した新幹線に乗車する。
5. 降車時は、きっぷを自動改札機に通せして、改札外へ出る。

宮崎往復切符で通れる経路について！

宮崎往復割引きっぷは、あらかじめ経路が設定されています。

新幹線と在来線の乗り換えは小倉駅のみで、JR日豊線を利用して、九州の南側の大分駅を経由して、目的地へ向かいます。

宮崎からの場合だと九州新幹線を利用する経路の方が早い場合もあるのですが、このきっぷではその経路は利用できません。

なお、新幹線は「のぞみ号」と「みずほ号」・「さくら号」の利用可能です。

払い戻しと変更について！

変更は、「きっぷを受け取る前」と「受け取った後」、どちら場合も行えます。

【きっぷ受け取る前の場合】

きっぷを受け取る前の変更は28回まで出来ます。

【きっぷを受け取った後の場合】

きっぷを受け取った後の変更は1回のみ行えます。

払い戻し

払い戻しは「切符の受け取り前」「きっぷの受け取り後」に関係なく列車の出発時刻前なら行えます。

払い戻し手数料等は以下の通りです。

【きっぷの受け取り前の場合】

きっぷを受け取る前の払い戻し手数料は、560円です。

【きっぷを受け取った後の場合】

きっぷを受け取った後の場合で、「列車の出発時刻の2日前までの場合」の払い戻し手数料は560円です。

「前日から出発時刻までの場合」は、「乗車券1枚に付き220円」+「通常料金の30％」の払い戻し手数料を支払うことで、払い戻しができます。