EX早特はネット予約サービスの「スマートEXサービス」と「エクスプレス予約」で販売している早割チケットです。
利用するにはJR東海・JR西日本が運営する東海道・山陽新幹線ネット予約サービスの「スマートEX」の会員、または「エクスプレス予約」になる必要があります。
会員登録はクレジットカードを持っていれば誰でも登録が行えます。
また、EX早特は乗車する日の三日前までに予約・購入をしなければいけないという条件がありますが、通常料金で購入するよりも安く購入できます。
今回はこの「EX早特」について書きます。
「スマートEX」と「エクスプレス予約」は「EX予約」とも呼びます。
ちなみに、EX予約にはいろいろな早特サービスがあります。
- EX早特
- EX早特21
- EXグリーン早特
- EXこだまグリーン早特
- EXのぞみファミリー早特
- EXこだまファミリー早特
以上6つです。
購入は、JR東海とJR西日本の東海道・山陽新幹線インターネット予約サービスの「スマートEX」と「エクスプレス予約」の会員サイト内で行えます。
購入期限は、乗車日の1か月前から3日前の23:30までです。
EX早特の料金
EX早特は設定区間も豊富です。一部をご紹介いたします。
区間 | 平日の場合 | 土休日の場合 | ||
普通車指定席利用 | グリーン車利用 | 普通車指定席利用 | グリーン車 | |
東京・品川⇔岡山 | 14,670円(2,990円お得) | 20,740円(2,990円お得) | 14,260円(3,400円お得) | 19,050円(4,680円お得) |
東京・品川⇔広島 | 16,190円(3250円お得) | 22,790円(3,910円お得) | 15,790円(3,650円お得) | 20,580円(6,120円お得) |
新大阪・新神戸⇔小倉・博多 | 12,000円(2,750円お得) | 15,670円(6,000円お得) | 11,200円(3,550円お得) | 14,870円(6,800円お得) |
上記区間は一例です。
他にも設定区間があります。
EX早特の特徴・注意点
EX早特の特徴や注意点について解説します。
「片道乗車券+片道指定席特急券がセット」になっている点
EX早特は片道乗車券と特急券がセットで発売されるので、新幹線駅と新幹線駅の間でしか利用できません。もし、在来線の駅を利用する場合は新幹線駅から在来線駅までの料金が別途必要です。
例えば、新幹線駅の東京駅~新大阪駅の利用は出来ますが、新宿駅~大阪駅の利用やきっぷの購入はできません。
上記の例で利用する場合は、大阪駅~新大阪駅のきっぷと、新大阪駅~東京駅のEX早特きっぷ、東京駅~新宿駅のきっぷが必要です。
ようするに、東海道新幹線駅から在来線駅までの普通運賃が別途必要となるわけです。
他の割引や子供料金について!
乗り継ぎ割引や往復割引は適用されません。また学割の設定もありません。
子供料金の設定もあります。ただし、21日までに購入が出来る「EX早特21」には子供料金の設定がありません。
【その他】
このEX早特が利用できるのは「東海道新幹線」と「山陽新幹線のみ」です。
座席数に制限があるため、希望する列車に乗車できない場合もあります。
また、乗り遅れた場合は、後続列車の自由席の利用はできません。
使用方法
出発日の1か月前から3日前の23時30分までに会員サイト内で予約と購入を行います。
- 乗車当日は、申し込み時に送られてくる専用のICカードを自動改札機にタッチして改札を通ります。
(この際、改札機から発行される乗車票を取ります。取り忘れに注意します。) - 予約した列車に乗車する。
- 降車する際も、専用のICカードを自動改札機にタッチして改札を出ます。
以上、上記の流れで使います。
駅では紙のきっぷに交換する必要はありません。専用のICカードをタッチすれば乗車が出来ます。
※割引率が大きいEX早特21の場合は、21日前までに予約と購入を行います。
EX早特の払い戻し・変更
【変更は乗車日の3日前の23:30までの場合】
この場合は何回でも変更が可能です。
なお、予約変更はネット上でのみしか行えません。
【乗車日の2日前から列車の出発4分前での場合】
この場合は、通常のEX予約サービス スマートEX予約サービスを利用することになり、
通常料金になるので、その差額が必要となります。
【列車時刻の3分前を過ぎている場合】
この場合は変更はできません。
EX早特21の場合は、21日前までに行います。
払い戻し
ICカードでの改札入場前ならネット会員画面上で行えます
列車の出発後は発売価格から手数料として特定の料金が引かれた金額が戻されます。