新幹線の乗車券の繁忙期・閑散期・通常期
新幹線の料金には繁忙期・閑散期・通常期が設定されていて、それぞれ料金が異なります。
通常期の料金に対して、繁忙期では200円増し・閑散期では200円引きです。
このように新幹線の料金は時期によって変動します。
設定される期間は毎年同じですが、JR各社が変更を行うこともあります。
なお、料金が変わるのは特急券のみでして、乗車券と自由席の料金は変わりません。
この記事では新幹線の繁忙期と閑散期についてご紹介します。
繁忙期・閑散期・通常期
繁忙期や閑散期はいつのことを指すのでしょうか?
通常期・繁忙期・閑散期の順番でご紹介します。
通常期
通常期は繁忙期と閑散期以外の日です。
この期間は通常料金の値段になります。
繁忙期
繁忙期は以下の期間です。
- 3月21日から4月5日まで(春休み)
- 4月28日から5月6日まで(ゴールデンウイーク)
- 7月21日から8月31日まで(夏休み、お盆)
- 12月25日から1月10日まで(年末年始)
閑散期
- 1月16から2月28 or 29日
- 6月1日~6月30日
- 9月1日~9月30日
- 11月1日~11月30日
- 12月1日~12月20日
以上の期間の月曜日~木曜日が閑散期です。
この期間は毎年同じで、変更は有りません。
ただ、金曜日、土曜日、日曜日、祝日は閑散期にはならず、通常期としての扱いとなります。
また、「休日の前日」も閑散期にはなりません。
例えば:6月25日の木曜日が祝日の場合、この前日にあたる6月24日は閑散期にはならず、通常期での扱いとなります。
回数券を利用する場合
新幹線には回数券が存在するのですが、この回数券には繁忙期・閑散期の設定はありません。
ただ、回数券には利用できない期間が存在します。
それは、繁忙期の中でも特にピークとなる年末年始・お盆・ゴールデンウイークの期間です。
この期間は回数券の使用が出来ません。
例外
繁忙期・閑散期の割引には例外があります。
・東京駅をまたいで、東海道新幹線と東北・上越・北陸新幹線に
乗車する場合は、繁忙期で400円増し・閑散期で400円引きです。
・博多駅をまたいで、山陽新幹線と九州新幹線に乗車する場合には、
繁忙期で400円増し・閑散期で400円引き
・盛岡駅をまたいで、東北新幹線と秋田新幹線に乗る場合には、
繁忙期で340円増し・閑散期で340円引きです。
乗車する日で決まります。
繁忙期・通常期・閑散期が適用されるのは、あくまで乗車する日にちです。
切符を購入した日ではありません。