WEB早特1はJR西日本が運営するインターネット予約サイト「e5489」で販売されている、ネット予約専用の早期割引特急券・きっぷです。
利用するには「J-WESTカード会員」or「J-WESTネット会員」のどちらかに会員登録しなくてはいけませんが、「J-westネット会員」は無料で登録できます。
購入は出発日の前日となっているので、急な出張などにも対応できます。
今回は「WEB早特1」について解説いたします。
WEB早特1の料金について!
「WEB早特1」の料金は以下の通りです。
なお掲載区間は一例です。他の区間も設定されています。
料金は変更されることもありますので、利用時に最新情報で料金の確認をお願いします。
区間 | 料金(WEB早特1利用時) | 経由 | 通常料金(正規料金) | 差額 |
小松~東京(東京区内) | 13,780円 | 北陸線・北陸新幹線 | 14,450円 | 670円 |
福井~東京(東京区内) | 14,790円 | 北陸線・北陸新幹線 | 15,550円 | 760円 |
敦賀~東京(東京区内) | 15,910円 | 北陸線・北陸新幹線 | 16,760円 | 850円 |
金沢~大阪(大阪市内) | 6,500円 | 北陸線・湖西線・東海道線 | 7,260円 | 760円 |
金沢~京都(京都市内) | 5,810円 | 北陸線・湖西線・東海道線 | 6,490円 | 680円 |
新高岡~大阪(大阪市内) | 7,410円 | 北陸新幹線・北陸線・湖西線・東海道線 | 7,590円 | 180円 |
※子供料金の設定もあります。
WEB早特1のルール(購入期限など)
WEB早特1は、利用するに至っていくつかルールがあります。
まず、冒頭で説明しましたが、JR西日本の「J-WESTカード会員」or「J-WESTネット会員」の会員でないと利用できません。
ただ、「J-WESTネット会員」は誰でも会員登録できますし、しかも無料で出来ます。
きっぷの購入は、乗車する日の前日の23時までに済ませれば大丈夫です。
なお、座席の数や区間・列車は限定となっているので、「WEB早特1」枠が埋まれば、売り切れとなります。
また、専用乗車券とセットで発売されますので、新幹線の特急券だけの発売は行っておりません。
子供料金の設定はありますが、往復割引などとの併用も不可です。学割の設定もありません。
WEB早特1の使い方とは?
WEB早特1の使い方を解説します。
①→②→③の流れです。
- 出発日の1か月前~前日の23時までに「e5489」で予約・購入をする
- 乗車日に駅で「紙のきっぷ」に引き換える
- いつもの電車に乗る流れで、切符を改札機に通し、後は予約した列車に乗車する
紙のきっぷに引き換える際に、決済時に使用したクレジットカードが必要になります。
当日忘れないようご注意ください。
WEB早特1の受け取り場所について!
受け取り場所は駅の窓口または券売機で行います。
受け取れる駅は
- JR西日本の駅
- JR四国の駅
- JR東日本の北陸本線の駅
- JR東日本の東京都内の主要な駅
以上の駅で受け取りが可能です。
JR東日本の管轄駅では一部の駅のみでしか受け取りができませんので、注意が必要です。
WEB早特1の変更について!
WEB早特1の変更について解説します。
【切符の受け取り前の場合】
受け取る前なら、変更は何回でもできますが、予約した日から3か月後の同じ日の前日までとなります。
【切符の受け取り後の場合】
受け取り後は変更できません。
万が一変更をしたい場合は、一旦払い戻し(手数料等が必要)を行い、再度購入しなければなりません。
なお、駅で割引のきっぷではなく、通常のきっぷを購入する場合は、手数料なしで行えます。
WEB早特1の払い戻しについて!
払い戻しについて解説します。
【切符の受け取り前の場合】
受け取り前の場合の手数料は560円です。
【切符の受け取り後】
きっぷの受け取り後は、乗車日の2日前なら受け取る前と同じく、560円です。
乗車日当日の列車の出発前までと、前日までの場合は発売額の30%の手数料が必要です。
※乗り遅れの場合は払い戻しはできませんので、乗り遅れないようご注意ください。