新幹線豊橋往復きっぷは名古屋⇒豊橋エリアへ新幹線の自由席を使って往復できるきっぷです。
有効期限が購入日の当日となりますが、その日に往復する方にはおすすめのきっぷです。
JRの駅窓口で当日に購入できますので、予約をするなどの手間もかかりません。
今回は新幹線豊橋往復切符について解説します。
2種類あり!
豊橋往復切符には「豊橋往復切符」と「新幹線豊橋往復切符」の二種類が販売されています。
違いは「在来線のみで往復する」or「在来線+新幹線を利用して往復する」です。 新幹線を利用する分、料金も違います。
ここでは新幹線豊橋往復切符について解説しています。
新幹線豊橋往復きっぷの料金
区間 | 往復料金(平日) | 往復料金(土休日) |
名古屋市内⇒豊橋エリア(豊橋~豊川・二川) | ・2,940円(おとな)・1,460円(こども) | ・2,360円(おとな)・1,180円(こども) |
※発売区間は上記のみとなります。
※販売枚数や列車の指定はありません。
新幹線豊橋往復きっぷの使い方と予約方法
- 出発日にJRの駅等で購入
(往復切符なので、「行きのきっぷ」「帰りのきっぷ」2枚が発行される) - 乗車する時は、「きっぷ」を自動改札機に通す
- 在来線or新幹線に乗車する
- 下りるときは「きっぷ」を自動改札機に通す
※新幹線はひかり号・こだま号を利用
※座席は自由席を利用
購入は、名古屋市内にあるJR線の各駅と、ジェイアール東海ツアーズという旅行会社で行います。
※利用する日にしか購入できません。
例えば、「4月1日に買って、4月2日に使う。」ということは出来ません。4月1日に購入したら、4月1日に使用しないといけません。
エリア内の駅ならどこからでも乗車OK!【新幹線豊橋往復きっぷの乗車駅】
行きは名古屋市内の駅なら、どの駅からでも乗車できます。
帰りは豊橋エリア内の駅なら、どの駅からでも乗車できます。
名古屋市内の駅とは、名古屋~(金山)~南大高、名古屋~春田、名古屋~(金山)~新守山の各駅です。
豊橋エリア内の駅とは、豊橋~二川、豊橋~豊川の各駅です。
※ただし、途中下車は出来ません。
途中下車は出来ない!【豊橋新幹線往復きっぷの途中下車】
途中下車は出来ません。
例えば、南大高駅から乗車して、金山駅で一旦降り、すぐに金山駅から名古屋駅に行き、名古屋駅から新幹線に乗る。
このように名古屋市内の駅では乗車して、途中駅で一度降車して、また再度乗車するという事はできません。
同じく豊橋エリア内の駅でも途中下車はできません。
有効期限は当日のみ!【豊橋往復きっぷの有効期限】
この豊橋往復きっぷの特徴は、「きっぷの有効期限が当日のみ」という点です。
購入した日しか利用できないので、その日の内に「行って」「帰って」をしないといけません。翌日に帰ってくることはできません。
例えば??
- 4月1日に買って、4月1日に豊橋エリアへ行って、帰ってくる」というのがルールです。
- 4月1日に買って、4月2日に使う(往復する)というのは出来ません。
- 4月1に買って、豊橋エリアまで行き、翌4月2日に豊橋エリアから帰ってくるということも出来ません。
乗り越した区間のみの利用は不可!【新幹線豊橋往復きっぷの乗り越し】
この「新幹線豊橋往復きっぷ」では、区間外で降りる場合、乗り越し区間のみの精算は出来ません。
例えば、【豊橋駅⇒(新幹線に乗車)⇒名古屋駅⇒(在来線に乗車)⇒岐阜駅で降車した場合】
この場合、通常のきっぷなら「名古屋~岐阜」間の料金のみを精算する形になりますが、豊橋新幹線往復きっぷの場合は、このような乗り越し精算はできません。
このような乗り越しをしてしまったら、豊橋~岐阜までの通常料金(正規料金)+豊橋~名古屋の新幹線自由席特急料金(正規料金)を払わなくてはいけません。
このように区間外まで乗り越ししてしまうと、かえって高い料金を払うことになりますので、注意が必要です。
新幹線豊橋往復きっぷの「変更」と「払い戻し」について
新幹線豊橋往復きっぷは購入した後の変更はできません。
豊橋新幹線往復きっぷの払い戻し
払い戻しをするには、条件があります。
- 未使用であること
- 有効期間内であること
このいずれかにあてはまらないと、払い戻しは出来ません。
払い戻し手数料は、「行きのきっぷ」を使っていない場合(未使用)は660円です。
【「行きのきっぷ」を使い、「帰りのきっぷ」は使わずに払い戻す場合】
この場合は、「発売額」-220円-往路の無割引運賃と特定特急料金ー220円=が払い戻されます。
乗り遅れた場合はどうなるの?【新幹線豊橋往復きっぷの乗り遅れ】
万が一、乗り遅れてしまったら、次の列車に乗車できます。
次の次の列車でもOKです。